こんにちは、コンシーラーが無くなったまま過ごしているためメイクの出来栄えがマイナス60%ダウン中のさとこです。
いつの間にやら2017年も10月アニメが始まる時期になりました…早いですね。
今期のアニメの中で今日ご紹介するのは「おそ松さん」の二期です。
先日第1話を観ましたが…やっぱりぶっ飛んでて面白いです(^^)
芸術的なオープニングアニメも相変わらずでしたね。
一期よりもバズってる感はないかもしれませんが本当におもしろいのでオススメしたい!というわけで独断と偏見で魅力をお伝えしようと思います♪
■おそ松さんとは??
赤塚不二夫先生のマンガ「おそ松くん」のキャラクターが大人になったら…が題材のアニメです。
赤塚先生の生誕80周年を記念して作られ、一期は2015年10月~2016年3月まで全25話が放送されました。
一期終了後も人気は衰えず…舞台化や様々なコラボの展開(JRA・サンリオなどなど)と話題を提供し続けていました。
女子~女性を中心に(なぜか)人気が爆発。アニメショップ以外のバラエティショップでもグッズの取り扱いがあったりするのを見て、
「国民的キャラクターになっている…(・ω・;)??」と思っていました。
■ここがおもしろい!
原作の「おそ松くん」はしっかり読んだことないのですが、赤塚先生の他作品(天才バカボンとか)読む限り、
キャラにムチャクチャさせる、もしくはムチャクチャする
というタブーを無視したギャグが基本になっています。
(実際「おそ松くん」でも、イヤミが家もお金もなくなって物乞いして終わる…という回があって、これ大丈夫??と思いました(・ω・;))
「おそ松さん」もその路線をしっかりと継承して、下ネタギャグ回があったり鬱回があったり実験的な回があったり、盛大に他作品をパロディしてお蔵入り?になったりしています。
また、ニート・ブラック企業・意識高い系などなど時代を風刺する笑いもあって「攻めてるねぇ」というのが全体的な印象です。
赤塚先生の作品全体に言えることかもしれませんが、キャラクターが持つゆるキャラ的なかわいい見た目にキレッキレのギャグという組み合わせのギャップがおもしろさを引き立てているんだと思います。
そして実際に観ているととても癒されます。何も考えずにワハハと笑える(もしくは、今日のはハマらんかったな~とか言いながらすぐ忘れる)のが頭が空っぽになってある意味セラピー的リラックス感をもたらします。
大人が頭を空っぽにするためにとても良いアニメです。
どこか懐かしいオープニングのメロディーや不思議なアニメ、エンディングのセリフをクロスオーバーさせたテクノもとてもクセになります。
さらに、六つ子の声を担当されているのがやたらと豪華!!っていうのも特徴です。
豪華声優陣による掛け合いを聴いているだけでも耳が癒されます(^∀^)
↑中の人たちイケメンかよ!?
■登場キャラについて
次に、主なキャラクターをご紹介しておきましょう。個人的な感想も含まれてます。
・松野家の六つ子
おそ松、カラ松、チョロ松、一松、十四松、トド松の6名で構成されています。
全員親のスネをかじるニートという設定。ごくまれに仕事をする回があったりします。
ニートらしくパチンコ行ったり競馬に行ったりアイドルにお金をつぎ込んだりそれぞれ自由に生きています。
またこの六つ子が超スーパーイケメンアイドルとして活躍する「F6(エフシックス)」や、妙齢の女性同士のあるあるを描いた「じょし松さん」など、パラレル的なお話が展開される回もあります。
・松野 おそ松(まつの おそまつ)声:櫻井孝宏
長男。イメージカラーは赤。兄貴らしい言動と個性の強い弟たちをまとめるリーダー的存在。
無邪気。テキトー。やることが下衆すぎる時は弟たちに「クソ松」と罵られている。
・松野 カラ松(まつの からまつ)声:中村悠一
次男。イメージカラーは青。ナルシストでかっこよさの追求に余念がないがその方向性が違ったほうにつき進んでいるため、兄弟たちに「イタイ」と評されている。
自らのファンを「カラ松ガール(もしくはカラ松ボーイ)」と呼ぶ。いじられキャラの役回りとしてひどい目にあうこともしばしば。
・松野 チョロ松(まつの ちょろまつ)声:神谷浩史
三男。イメージカラーは緑。初期はツッコミキャラとして6人の中で唯一の常識人を思わせる言動もあったが観ていくうちに「しっかりしててもクソ」という印象に変わる不思議なキャラ。
・松野 一松(まつの いちまつ)声:福山潤
四男。イメージカラーは紫。ボサボサ頭にマスク、目は半目でボソボソと話す。一目で根暗・コミュ障とわかるキャラクター。
猫が大好きで専用の餌を部屋に隠してこっそりあげていたり猫化したりと猫に関するシーンが多い。
・松野 十四松(まつの じゅうしまつ)声:小野大輔
五男。イメージカラーは黄。常に笑顔、元気、ハイテンション!予測不能で人間じゃないような描かれ方をする回もある。
腹黒い一面を出す回では、兄弟たちもギャップに恐れおののいていた。
・松野 トド松(まつの とどまつ)声:入野自由
末弟。イメージカラーはピンク。自分をかわいく見せることに情熱をかけ、リア充目指してコーヒーショップでバイトをしたり努力をしている(が失敗に終わる)。兄弟からはあざとさや腹黒さを称して「ドライモンスター」と言われることも。
・松野 松造(まつの まつぞう)声:井上和彦 / 松野 松代(まつの まつよ) 声:くじら
父と母。
六つ子たちに脛をかじられ続けている。「ニートたち~」って呼ぶ母の声が特徴的。
・弱井 トト子(よわい ととこ)声:遠藤綾
ヒロイン??六つ子全員に好かれている幼馴染の女の子。おうちは魚屋さんだがアイドル目指して活動している。お金持ちと結婚することを目指して婚活する回など六つ子に劣らず生々しい。
・イヤミ 声:鈴村健一
おフランス帰りの何をやって生計を立てているのかわからない人。すごく前歯が出ている。六つ子に敵対心を持ち、ちょっかいを出して事件になることも多い。
・チビ太(ちびた)声:國立幸
屋台のおでん屋を営んでいる。六つ子を諭したりする場面もあり自分で生計を立てているところを見ると個人的にはすごくまともに感じる。おでんに異常なこだわりを持っている。
・ダヨーン 声:飛田展男
こちらも、何をやって生計を立てているのかわからない。なぞの男…。口の中に異世界がある。
・デカパン 声:上田燿司
博士と呼ばれているシーンがあるのできっと博士なのだと思う。デカパンが作る薬品で騒動が起きる回もあり。
・ハタ坊(はたぼう)声:斎藤桃子
ただの子どもと思いきや、会社を作って一旗あげて超大金持ちになっている。無邪気に見えるが、忠誠を誓わせるために体のある部分に旗を立てることを強制してくる。
■2017年10月から二期開始♪
ということでキャラクターについて書いてみましたがやっぱり独創的な世界観です。
何をやっているかわからない人が多すぎる…(^^;)
(でもよく考えたら天才バカボンなど他の赤塚先生の作品もそんな感じですね。)
一期の1話では「進撃の巨人」「うたプリ」などその時ヒットしていたアニメを盛大にパロディしたあげくDVD発売ができなくなったという経緯がありましたが、先日放送された二期の1話では
・一期のヒットで調子にのったあげく破滅する六つ子たち
・このままではいけない!ということで「ちゃんとしたアニメ」になるためにヒット作によくある展開をすべて入れ込む
というやはりぶっ飛んだ内容。
特に「ちゃんとしたアニメ~」の部分では、90年代アニメや勇者シリーズ、アメコミに3DCG、まさかの実写化などパロディの仕方が凝ってるな~って感じでした(^^)
2話からも本当に楽しみです!
毎週観られる大人の癒しとして、いかがでしょうか(^ω^)
※六つ子の画像はAmazonの商品リンクを利用しました。