テキトーに生きる子持ち女性が思ったことを書くブログ

夫婦のこと、子宮筋腫 開腹手術のレポ、趣味(音楽・アニメ・香港映画・宝塚etc…) いろんなことを書きます。

最近なんか生きることが虚しいという話

こんにちは、さとこです。
久々の更新で何言ってんだというタイトルですみません。

先日大雨の日に体調を崩し仕事を休んでテレビを見ていたところ飛び込んできたニュース
オウム真理教の~~死刑執行が~~~

私自身はその当時まだ子どもだったのでいろいろ事件をリアルタイムで理解しているわけではないのですが、それでもいろいろ思い出しました。

子どもの頃の私はなぜか毎日「死んだらどうなるんだろう」とずーーーーっと考えてた時期がありました。
親が出かけて一人で留守番をしている時、今親が事故で死んだら私はどの親戚にもらわれていくんだろうとか。
幼稚園のころなど物心つくときにはすでに死ぬことや死んだらどこに行くのかについて考えていた記憶があります。

小学校高学年~中学校にかけては世紀末、世界が終わると割と本気で信じてました。
ノストラダムスの大予言ってやつです。
毎日毎日何をするにも頭の片隅で「まぁでも地球は滅ぶし」とストップがかかるような感じ。
いやでもそんなことあるわけがない!と否定しつつ、でも地球最後の日に私は何をするだろう…と考えがぐるぐる廻って眠れなくなったり。
毎日寝る前に「寝ている間に死んで目が覚めないことがありませんように」「明日地球が滅びませんように」とひとしきりいろんなことをお祈りしないと眠れなかったり。

今思うと子どもの頃、学校生活や家庭には何のストレスも感じてなかったけれどなぜか爪を噛む癖が治らなくて…割と高校生ぐらいまで続いていた記憶があるんですが、知らず知らずのうちにストレスを感じてたんでしょうね。強迫観念というやつでしょうか。生きてること自体がストレスなのでまぁ治らんわなという感じです。

もちろん地球は滅びることなく生活は続いています。私も普通に生きていますが、なんかどうしても「世界は滅びるはずだったのになんで私は生きてるんだろう」と大人になってからも我に返る時があったりします。

特に最近は亡くなった祖母の家が取り壊されて思い出のあの家が無くなってしまったり、親戚がどんどん亡くなっていったり、10年近く取り組んでいる仕事がいろいろあってゼロになって再構築しないといけなくなったり、仕事柄毎年多くの人と出会い別れを繰り返していったり…

すべての事柄はいつか滅びる、万物流転、諸行無常
喪失感というか無力感というか「なんでこんなことやってんだろう」と思う機会がいろいろあったこともあり、虚無感を感じる日々です。


まぁごちゃごちゃ言いながら楽しく過ごしてはいるんですけどね。
でもふとした瞬間。
漫画や映画やバンドやアイドルが完結したり脱退したり解散したりする時、道を歩いていて思い出のおばあちゃんちの庭と同じ香りをかいだ時、仕事で出会った死んでしまったあの人を名簿に見つけた時
「あーーーーこの場所を飛び出して海を見てゆっくりしたい!」なんて思ったりします。
どうせ虚しいなら楽しいことや安らげることをしたいもんです。
この虚しさを理解するために仏教でも学ぼうかな…なんて思う今日このごろなのでした。

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