テキトーに生きる子持ち女性が思ったことを書くブログ

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【ウー・ジン(呉京)が大好き】コール・オブ・ヒーローズ 武勇伝 (原題:危城) 感想

こんにちは、さとこです。
過去に書いた記事の編集ばっかりなので、比較的最近に観た映画の感想も書いていきます。

 

今日は「コール・オブ・ヒーローズ 武勇伝」(原題:危城)についてご紹介します!

 

コール・オブ・ヒーローズ 武勇伝とは??

コール・オブ・ヒーローズ/武勇伝 [Blu-ray]

2016年の作品。日本公開は2017年6月でして私も映画館で観ることができました。
監督はベニー・チャン。ウー・ジン氏の出演作だと「インビジブル・ターゲット」とか「新少林寺」でおなじみですよね。他にも「香港国際警察/NEW POLICE STORY」などテレビで観たことある方もいるのでは??

アクション監督はサモ・ハンです。本編にもチラッと登場しますよ(^^)

 

簡単にあらすじ

軍閥の将軍チョウ・インは各村で虐殺と略奪を行い、各地で戦乱を逃れた難民が発生する混乱の時代。
教師のパク・レンは親を殺され孤児になってしまった子どもたちと一緒にいとこの住む普城へ向かう道中、ならずものに襲われたところを流れ者のマー・フンに助けてもらう。
パク・レンはマーに街までの護衛を頼むが、流れ者のマーは相手にせず愛馬のタイペンに乗り去っていく。

普城はヨン団長率いる自警団に守られているが、各地から難民が殺到しており村民の危機感は増していくのであった。
パク・レンは無事にいとこと再会するが、ある日普城に現れた人物を見て驚愕する。
それは各村で残虐に人殺しを繰り返す、将軍チョウ・インの息子 シウロンであった。
無残にもシウロンによって殺されてしまうパク・レン達。

自警団はシウロンを逮捕して牢屋に入れるが、軍閥の将校チョン・イックが釈放を求めて普城に現れる。流れるままに普城にたどり着いたマー・フンはその姿を見て驚く。2人には浅からぬ因縁があり…。

「シウロンを解放すれば村を攻撃しない」という約束はきっと罠だと察したヨン団長は大事な者に危害が及ばないように一人で普城に残る。
約束を反故にして、解放されたとたん虐殺を始めるシウロン率いる軍。

殺されてしまったパク・レンの願いを聞き入れ子どもたちを安全な街へ連れていくことを決意するマー・フンと、団長から解散を告げられた自警団の遣い手達は、悪と戦うため決戦の場に舞い戻る!!

ここがいい!!!

特撮ものとか勧善懲悪ものが好きな人にオススメ!

この作品、めちゃくちゃにおもしろいです!

流れ者が義侠心から戦いの場に身を投じるという展開は武侠もののセオリーかもしれませんが、そこに
・流れ者の空気漂うウェスタン風の音楽

・奇想天外な武器や団長の鞭など飛び道具満載なアクションシーン

・団長の奥さんなど女性もめっちゃ強くて容赦なく戦う

・マーとチョン・イックの義兄弟エピソード

・ベニー・チャン監督お得意の大爆発シーン
など血沸き肉躍る見どころたっぷりで本当に興奮します!

 

マー・フン演じるエディ・ポンさんがまたかっこいい&かわいいんですよ…ぼろぼろの見た目なのに「好き…!」ってなりますね。
ラウ・チンワン演じる団長も義侠心に熱く、本当に応援したくなるキャラクター。

 

さらにこれだけ見どころ満載の主人公キャラがひしめいているとやはり敵となるキャラクターが強くないと物足りないと思うのですが、
ルイス・クー演じるシウロンが真性のサイコパスでしぶとい最強のキャラクター造形なので「ぐぬぬぬ…」と最後まで目が離せない展開になってます。

この作品のウー・ジンは??

はい、ファンなのでウー・ジンに絞って感想を。
護衛稼業から将校に成り上がり、理想と現実の狭間でマーと戦わざるを得なくなるというキャラクター。

(ちなみに護衛稼業というのは、武侠小説によく出てくる「鏢局」に所属していたということだと思います。)


完全な悪ではないんですよね…。

 

槍を使ったバトルはやはり「さすが!!!」と拍手したくなる美しさ。
ドニーさんもだけど、ウー・ジンさんも強さのインフレを起こしてる気がします。
(自分で言ってて意味がよくわかりませんが。)

 

そしてそして、何がいいって
軍服を着て出てくるんですよ!!!
もうなんなら全編軍服でもよかったのに!!!!
興奮を隠せません!!!!

 

なんとなくホームページなどの扱いを見て「あんまり出番がないのかな?」なんて思ってましたけど、
いざ観てみるとすごく重要なキャラクターでうれしかったです(^∀^)
ファンの方は絶対観た方がいいやつですね。

 


さてさて、いろいろ書き連ねてきましたがもう1つ言いたいことが。

オチがすごくいいです!

「悪」にとどめを刺し退治するのは一体何なのか??
それは市井の人々の勇気だと思うんですよね…。
市井の人々を鼓舞し勇気を持つことの大切さを教えたのは自警団の皆なんだよなと思うと、胸が熱くなりました。
スカッとする感じではないかもしれませんが、バトルの最後が秀逸で思わずうなります。

また、アクション監督のサモ・ハンがチラッと出てくるんですが…いろんな意味でほっとします。
あ~~~よかった~~~!!普城に平和が戻るんだな~~~(T□T)なんて思えたり。


よく見たら明日(2017年11月8日)、ディスクが発売なんですね♪
うわ~~~思い返したらまた観たくなってきた!!!

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