テキトーに生きる子持ち女性が思ったことを書くブログ

夫婦のこと、子宮筋腫 開腹手術のレポ、趣味(音楽・アニメ・香港映画・宝塚etc…) いろんなことを書きます。

【事態が急変】妊娠~9週目で不全流産 ②不安と喜びの日々から流産…

こんにちは、さとこです。
ここからは悲しい内容になりますので、ダメージ受けそうな方はお気をつけください。

の前に以下、まずは妊娠してどーするの?ということたちです。
妊娠!となると女性はいろいろ変化に対応しないといけないことを身にしみて感じました。
この時点でなんかいろいろ「男の人は楽でいいよな~」なんて思っちゃう自分がいました。

妊娠が発覚して…職場への連絡

仕事の都合上、職場へは早めに言っておいた方がいいなと判断し心拍が確認できそうなタイミングで上司や周りには報告しました。
もしダメだったとしても、その時はその時!という判断でした。
(経過が良くでもダメだったとしても仕事を休んでしまう可能性があるからな~と思ってのことでした。その時点で約2カ月ほど続く繁忙期の始まった直後だったので。。。
ただ、「まだ初期なのでうまくいくかもわかりません」と断りをつけて報告しました。)
実際、いろいろ大変な役割からははずしてもらえたりしたのでやっぱり勤務先の理解は必要だなと実感しています。
繁忙期じゃなかったらもう少し安定してから職場に報告したかも?とも思うのですが、年中変化の多い仕事をしているのでやっぱり職場の理解は必須だなと今も感じます。

妊娠が発覚して…体調の変化

私はたぶんいわゆる「食べつわり」かなという感じでした。とにかく空腹時は気分が悪い!
冷たいものや酸っぱいものをおいしく感じる。
コンビニのおにぎりなど冷たいご飯やパスタなど炭水化物を食べたくなる。
どういう時に気分が悪くなるか?を自分で分析して、それに対していろいろ試してみて解決策を見つけました。
冷たい水と酸っぱいタブレットを常備してヤバいと思ったら口に入れる…で乗り越えることができました。

「吐く」ということはなかったので今思えば楽なほうだったな~という感じです。
(それとも流産しそうな未熟な遺伝子だったからつわりも楽だったのかしら?などと意地悪なことを思ってみたり…。)

はてさて、そんな感じで不安な気持ちと一緒に期待膨らませて過ごしていた超初心者マタニティライフ。
旦那さんと一緒に育児用品売り場に行って今後のことをワイワイ話したり、それなりに浮かれていたな~などと思います。


そんな不安と期待の日々はあっという間に終わってしまいました。
ここからは流産への経過をまとめてみます。


2回目(6週目)の診察 今思うと…

胎嚢確認後の検診。
心拍確認できるかな~と思ったのですが微妙に確認できず…。

今思い返すとこの時、お医者さんとしては「胎嚢の形がいびつだしちゃんと育つかな…」という感じだったらしいです。流産した後に教えてもらいました。
私も検診後はなんだかすっきりせず、でも経過をみるしかなかったので毎日つわりのような症状はあったためそれを信じて「育ってくれよ」と祈るしかなかったです。

3回目(8週目)の診察 心拍確認

育っているんだろうか…大きくなってなかったら…と不安な気持ちを抱えて3回目の検診。
ドキドキしながらエコーを除くと、立派に成長し、力強く鼓動を打つ小さな生き物が映っていました。
この時は本当に心の底から「良かった~~~~~」と思わず声がでました。
お医者さんも「この様子なら育つでしょう!次回は母子手帳をもらってきてください。」と太鼓判。

実家や義実家にも報告し、さらに次の10週の検診を乗り越えたら職場にもきちんと報告しよう…!と気持ちを新たにしていました。
マタニティウェアの通販を見たりして、この時が一番気分もいそいそとしていたと思います。

そして事態が急変 流産

9週目に入った時からでした。うっすらとおりものに血が混じっている?ということが続きました。でもそれ以外に異変がなかったため経過を見ることに。
その日は義実家のお家に皆で集まるという会があったため、それに参加。
旦那さんの兄弟にもおめでとうと言ってもらい、楽しい時間を過ごしました。

家に帰ってトイレに入ってふ~っと一息つくと…バタバタっと生理並みの出血が…。
一瞬固まってしまいました。え?え?血!
すぐに産婦人科の緊急電話に連絡し相談しました。
結果は「10週未満の妊娠初期は出血に対して対処法が無い。経過観察と、不安なら胎児が無事か確認しに来てもらうしかない。」という残念な言葉…。
とりあえずその日は安静にしておくしかないと判断し、眠りにつきました。

その日の深夜、ゾクッと冷や汗が出る感触があって目が覚めました。
めちゃくちゃ下腹部が痛い…生理のような…。

もうその瞬間「あ、もうこれ、子宮が中身を出そうとしてるんだ。ダメだ。」と悟りました。

出血を確認すると寝る前よりも血の色が鮮明になり、どんどん出てくる状態になっており自分の予感もだんだんと確信に変わりました。

「妊娠初期の流産は胎児の遺伝子異常などが原因なので、母体側の状態は問題ではない。」「初期は流産を止める薬など手立てはない。」医師に言われたことや不安になってひたすらネットで検索した言葉達がグルグルまわっていき、腹痛と「でも赤ちゃんは生きようとしているのかな?どうなっているのかな?」という心配とで頭の中が滅茶苦茶になっていきました。

朝、目覚めてやっぱり下腹部痛と生理のような出血があり状況は変わらず…仕事に行く旦那さんに「血が出てて不安だ」ということは伝えたのですがその時は確信が持てなかったのでぼかした言い方をして仕事に行く姿を見送りました。
自分も仕事だったのですが「体調不良で」と断ってお休みさせてもらい、産婦人科が休診日だったのですが不安で仕方なく緊急連絡先に再度連絡をしたところ、先生から「休診日だけど診ましょうか?」と言ってもらえたため急きょ診てもらうことにしました。


内診台にあがってエコーを見た時。もう、そこにあった赤ちゃんは、形が崩れてしまっていてどこにも姿を見つけることはできませんでした。


「卵が崩れてしまったようです」「厳しいですね」「次の日もう一度診ますから来てください」
フラフラというかボーっとというかもう頭が回らない状態で家まで帰ってきて、まずは仕事中の旦那さんにLINEで報告しました。
そして、その時点でやっと実感がわいてきてどんどん涙が出て止まらなくなりました。
もうダメなんだ!こんなことになるならこの前の診察で心臓がしっかり動いていたところを旦那さんにも見てもらえればよかった!この前までたしかに生きていたのに!

旦那さんもやっとそこで実感がわいて、休憩中職場でずっと泣いていたそうです。

命が消えてしまった悲しみと旦那さんにもつらい思いをさせてしまったという悲しみと、出血とお腹の痛み「この後どうなるのか?」という体の不安と…
この日の夜は夫婦でたくさん泣きました。

 

その③へ続きます…

 ①はこちら

www.karadagadaiji.com

 

【スポンサーリンク】