テキトーに生きる子持ち女性が思ったことを書くブログ

夫婦のこと、子宮筋腫 開腹手術のレポ、趣味(音楽・アニメ・香港映画・宝塚etc…) いろんなことを書きます。

【オススメアニメ映画】パプリカ 感想【美しい悪夢の世界】

こんにちは、さとこです。

今日はオススメのアニメ映画「パプリカ」をご紹介しましょう。

パプリカとは??

 パプリカ [Blu-ray]

 2006年のアニメ作品。今敏監督作品。原作は筒井康隆(関西人にはビーバップ・ハイヒールでおなじみですよね)。
音楽を担当するのは、平沢進先生です。
平沢先生、ソロの活動もすごいですがバンド活動も有名です。P-MODELは現在も活躍中のバンドPOLYSICSなどにも大きな影響を与えています OR DIE!!!!
「OR DIE!!!!」の元ネタはきっとP-MODELだと思ってます。

 

簡単にあらすじ

千葉敦子は研究者という表の顔と、依頼を受け夢に入り込み問題を解決する夢探偵 「パプリカ」としての2つの顔を持つサイコセラピスト。
ある日同僚の時田が開発を進めていた、人と夢を共有する機械 DCミニが盗まれたと報告を受ける。試作段階のDCミニは誰でも他人の夢にハッキングすることができるという欠点があった。
事態を報告し対策を練る敦子達だが、次第に悪夢の世界に取り込まれた研究員達が暴走を始める。

DCミニを盗み出したのは誰なのか?何の目的があるのか?

悪夢はパプリカのクライアントで刑事の粉川警部も巻き込み、暴走する夢は現実の世界を侵食し始める。果たしてパプリカは事態を解決することができるのか!?

パプリカのここがすごい!!

病的な夢の世界のごちゃごちゃ感と、それを盛り上げる平沢進先生の音楽!

いや~弟が平沢進先生が大好きなので、その影響で?今敏監督を知りました。

千年女優なんかも意味がよくわからないけどとにかくすごい!

平沢先生の音楽はなんかよくわからないけどすごい!!

鳴ってる音の奥行きや壮大な響き、荘厳な教会と雑多な市場がごちゃっと混ざったようなとにかくすごい音楽です。今敏監督の作品でよく使われていますが他の作品の楽曲も大好きです。

 

パプリカでは悪夢のごちゃごちゃした世界と音楽が融合して、感じたことのない不安感やドキドキを感じることができ、得体の知れない恐ろしさに逆にテンションアガります!!
爆音で観るのがまた良し!

 

最初のパプリカが出てきて「白虎野の娘」のイントロが流れて…タイトル!の流れからもう最高に興奮します!

 

パプリカがかわいいんです!

しょっぱなの夢のシーンからもう
パプリカかわえぇぇぇぇっぇぇぇぇぇえぇえええぇ(*´∀`*)
と叫びたくなります。


林原めぐみさんの声が、演技が、当たり前ですがすばらしいんです!!
理想のヒロインの声!さすがめぐ姉!!なんて思っちゃいます。
完全に90年代アニメで青春を過ごしたやつの感想です。

 

夢の中で大活躍するパプリカと現実の世界でのクールな敦子との対比が効いていて、
それが最後に夢が現実に流れ込んでくるシーンに一緒になり共闘する展開が熱いです(よくわからないですよね…ぜひ観てください!)。

 

古谷徹さん演じる時田くんとの関係も心暖まります。素直になれてよかったね…なんてほっこり。

 

でも…本当に…こんなに素晴らしい映画をつくられた今敏監督がもうすでに亡くなられていると考えると本当に悲しくて悲しくて仕方ないです。
妄想代理人とかも切れ味鋭くて大好きなんですが、監督がもし生きてらしてこの混沌とした社会情勢からどんな作品を作られたんだろうか…なんて考えたりします。

私たちは遺されたアニメを観ることしかもうできないんですよね…本当に残念です。

あらためて今敏監督のご冥福をお祈りいたします(´人`)

 

パプリカ

パプリカ

 

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