鼻水が止まらない…さとこです。
ドニーさんだらけなのでちょっと気分を変えてりんちぇのことを書きます。
この作品、めっちゃ大好きです!!!!おもしろすぎて震えました!!!!!!
ドラゴンゲート 空飛ぶ剣と幻の秘宝とは?
りんちぇとワンチャイ以来のタッグでしょうか??ツイ・ハーク監督の作品です。2011年公開。
何と言ってもこれ、3Dで上映されたんですよね。
我らがりんちぇ(ジェット・リー/李連杰)が3Dで飛び出る!!という前評判を聞いておきながら、全く観に行くタイミングがなく…上映終了間近になってやっと観に行ったのですがあと3回は観たかったです(T□T)
作品自体は、巨匠キン・フー監督の作品「龍門客棧」を勝手に?リメイクしたツイ・ハーク監督プロデュースの「ドラゴン・イン」の後日談となっています。
ちなみにドラゴン・インにはドニーさん出てます。
簡単にあらすじ
時代は明朝。政界の二大特殊機関「西廠(せいしょう)」と「東廠(とうしょう)」が力を持ち、政治は腐敗していた。
そんな政府にかちこみをかける義士ジャオ(りんちぇ)。
ジャオの一味は、皇帝の子どもを身ごもって逃げ出した官女スーとそれを追う西廠の使い手を倒す女侠客リンの姿をみる。
リンとスーは追手を逃れ西域近くの砂漠にある「龍門」の宿に逃げる。
ジャオとリンに隠された関係とは?
2人を追う西廠の宦官ユーと、ユーを倒すため龍門にたどり着くジャオ、さらに60年に1度砂嵐の後に龍門に現れるという砂漠の城へ財宝を求めやってきた盗賊たちなど様々な人が集まり一大決戦が巻き起こる!!
ここがすごい
・中国伝統の武侠映画が3Dになり進化した!!!
映画館で観た時は本当に剣が飛び出てました。笑えます。
あと砂嵐や砂漠の中に浮かび上がる遺跡など、迫力がすごいシーンだらけ!!!
剣を使ったアクション、不思議な武器(まるでセブンソード)、内功(内力)でいろんなものを飛ばしまくる、軽功でぴゅんぴゅん飛ぶなどなど、武侠映画特有の映像表現が3Dでとにかく飛び出てきます。
(といいつつ3Dとやらを初めて観たのでなんか違和感もあった。)
なのですが、この前あらためて家で観たら飛び出てこない分CGがちょっとわざとらしかったな~~。
テレビでしか観たことないって方は「この映画は3Dだから映画館で飛び出てた」ってのを知った上で観てほしい…。
・キャストがすごいよ
「最近は画皮でも観たなぁ」ジョウ・シュン
「あれ、やっぱ画皮で観たなぁ」チェン・クン
「えっ!孫文の義士団の彼女やん!」クリス・リー
「海洋天堂のピエロさん」グイ・ルンメイなどなど
売れっ子の方々ばっかり!!
でも私が一番おぉぉ!!っと思ったところはリュー・チャーフィー大先生(少林寺三十六房)と、
あの宿屋のおやじを演じてたスン・ジエンクイ大先生(とおっしゃるらしい。パンフに書いてあった。)ですね…。
リュー・チャーフィーは悪役でもやっぱり存在感が違うわぁと冒頭のバトルで感嘆し、宿屋のおやじを観たときは「あれ??この人、なんかの映画でりんちぇと共演してたよね!!」とめっちゃテンションあがりました(笑)
少林寺だよ!少林寺に一緒に出てたんだよ!!
武侠映画の大先輩たちが多数出演されてる~~ってなんだかうれしくなりますね!!
・冒険活劇として満点!
アクションはもちろんのこと、愛、裏切り、冒険、いろんな要素が入っていて最後までとても面白く観られます。
やっぱり武侠というジャンル、私には大ハマりみたいでラスト(戦いが終わってからね)もすごくグッときました(;∀;)
ジョウ・シュンが儚くて美しくて、侠客としての心意気があって…それをりんちぇが追いかけるというある種ハッピーエンド!!!(しかも余韻のあるやつ)なのがすごくよかった(;∀;)
ま、武侠小説的な展開だったらあの後2人は生き残って(なんか傷を治す薬を持った仙人に出会ったりするとか(笑)秘宝の薬が砂漠に落ちてるとか(笑))幸せに暮らすか戦いの日々を送るな。
うんうん。これは絶対にハッピーエンドだ(^皿^)
本当にいい映画です!最近のりんちぇの作品なら断然これを推したい!!!